hakatashiが個人的に書き留めている単語帳から一日一語ずつ紹介します

毛氈を被る

もうせんをかぶる

  1. 《歌舞伎で、死人になった役者を、毛氈で隠して舞台から連れ出したところから》しくじる。失敗する。特に、主人や親に顔むけのできないことをして、その家を追い出されたり、放蕩して勘当されたりするのにいう。
  2. 《遊女が見世に出ている時は毛氈を敷いていたところから》女郎買いのために金を使う。また、金がなくなる。
    「夜べ―・ったことは噯気おくびにも出さず」〈滑・古朽木〉

デジタル大辞泉「毛氈を被る」より引用