hakatashiが個人的に書き留めている単語帳から一日一語ずつ紹介します

腑分け

ふわけ

(「腑」は臓腑の意)解剖のこと。解体ともいった。蘭学事始「千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり」

広辞苑「腑分け」より引用

出入り筋

でいりすじ

  1. 商売などで、いつも出入りしている家。得意筋。
  2. 江戸幕府の訴訟手続きの一。奉行所が原告と被告を呼び出し、対決審問のうえ、判決を下す手続き。主に民事を扱った。→吟味筋

デジタル大辞泉「出入り筋」より引用

琺瑯

ほうろう

さび止めや装飾のために金属器の表面に焼き付ける不透明なガラス質の釉。また、それを焼きつけた金属器。工業製品から家庭用品まで広く用いられる。装飾品は七宝焼きとよぶ。瀬戸引き。琺瑯引き。

デジタル大辞泉「琺瑯」より引用

因業

いんごう

  1. 仏語。何らかの結果を生む原因になる行為。また、因と業。
  2. 《前世の悪業が原因で招いた性格や運命の意から》
    1. 頑固で思いやりのないこと。また、そのさま。「因業なやり方で借金を取り立てる」
    2. 宿命的に不幸なこと。また、そのさま。
      「―な生れだなあ」〈有島・或る女〉

デジタル大辞泉「因業」より引用

貪官汚吏

たんかんおり

貪欲な高級官僚(=「官」:元来は科挙官僚)と汚職をする下級役人(=「吏」)。もともと、個別の役人ではなく腐敗した制度一般を批判するときに用いる言葉。

大童

おおわらわ

  1. 頭髪の髻がとけてばらばらになった姿。兜を脱いで乱れ髪で働くさま。平治物語「かぶとも落ちて―になり給ふ」
  2. 力の限り奮闘するさま。「開店の準備で―です」

広辞苑「大童」より引用

イヤーワーム

earworm

歌または音楽の一部分が心の中で強迫的に反復される現象。「音楽が頭にこびりついて離れない」と表現されることもある。

イヤーワーム - Wikipediaより引用

高踏的

こうとうてき

  1. 世俗を離れて気高く身を保っているさま。「高踏的な文学」
  2. 独りよがりにお高くとまっているさま。

デジタル大辞泉「高踏的」より引用

欺罔

ぎもう・きもう

  1. あざむくこと。きぼう。
  2. 〔法〕相手を錯誤に陥らせるように事実をいつわること。→詐欺

広辞苑「欺罔」より引用

諸色

しょしき

  1. 必要ないろいろの品物。「―万端を調えて待つ」
  2. 品物の値段。物価。「―が高くなる」

デジタル大辞泉「諸色」より引用

パルプ・マガジン

pulp magazine

低質な紙を使用した、安価な大衆向け雑誌の総称。「タイム」など、光沢紙を使った「slick」(スリック、スベスベな)雑誌の対称をなす。
パルプ雑誌に掲載された作品はパルプ・フィクションと呼ばれ、一般的に低俗な話、くだらない話、三文小説、大衆小説のようなニュアンスがある。散文フィクションの内容が多かった。1950年代以降はペーパーバックを指してパルプ・フィクションという言葉が使われることがあるほか、クエンティン・タランティーノの映画「パルプ・フィクション」のタイトルはこの言葉からとられている。

パルプ・マガジン - Wikipediaより引用

瑞獣

ずいじゅう

古代中国でこの世の動物達の長だと考えられた特別な4​つの霊獣に代表される、瑞兆として姿を現すとされる何らかの特異な特徴を持つ動物のこと。

瑞獣 - Wikipediaより引用

徒跣

かちはだし

履物をはかないで地面を歩くこと。はだし。
「ズボンを膝の上までたくし上げ、靴をぶら提げて―になっていたが」〈谷崎・細雪〉

デジタル大辞泉「徒跣」より引用

差配

さはい

  1. とりあつかうこと。世話をすること。また、指図すること。
  2. 手分けして事務をとりあつかうこと。
  3. 所有主の代わりに貸地・貸家などの管理をすること。また、その人。「差配人」
    「戸に『貸家―松永町西のはずれにあり』と書いて張ってあった」〈鴎外・雁〉

デジタル大辞泉「差配」より引用

インターコース

intercourse

交際。交わり。現在では特に肉体関係のこと。

法益権衡の原則

ほうえきけんこうのげんそく

緊急避難行為によって生じた害は、それによって避けようとした害の程度を超えないことを必要とする原則。

感覚所与

かんかくしょよ

知覚のうちに与えられ,あるいはそのうちに直接に現存しているもので,感覚の相関者であり,知覚における直接的ないし能動的意識の対象。

コトバンク「感覚所与」より引用

形代

かたしろ

  1. 祭りのとき、神霊の代わりとして置くもの。人形。
  2. 陰陽師・神主などが祓えや祈祷のとき、人間の身代わりとした人形。多く紙製で、これに罪・けがれ・災いなどを移して祓えをし、川や海に流す。ひな人形も、もとはこの一種。《季 夏》
  3. 身代わり。
    「かの―のことを言ひ出で給へり」〈源・宿木〉

デジタル大辞泉「形代」より引用

将又

はたまた

「はた(将)」を強めていう語。それともまた。あるいはまた。「夢か将又幻か」

デジタル大辞泉「将又」より引用