hakatashiが個人的に書き留めている単語帳から一日一語ずつ紹介します

一位

いちい

イチイ科イチイ属の針葉樹。別名を「アララギ」。庭木としてよく用いられ、甘い味がする赤い実をつけるが、果肉を除くすべての部分には毒性があり、少量の摂取であっても危険。名前は、この樹に仁徳天皇が正一位を授けたことに由来する。

五点着地

ごてんちゃくち

高所から飛び降りるときに、けがなどを回避するために衝撃を体の各所に分散させる着地方法。足先で着地したあと、体を丸めて転がりながら脛すねの外側・尻・背中・肩を接地させる。五点接地。

コトバンク「五点着地」より引用

口造り

くちづくり

茶入や茶碗などの口が触れる部分。

二本棒

にほんぼう

  1. 子供が左右の鼻の穴からたらしている鼻汁。
  2. 間の抜けた人、また、甘い男をあざけっていう語。
    「己はお前の考えてるような—じゃないよ」〈漱石・明暗〉
  3. 編み物に用いる、二本で一組みになった編み棒。二本針。
  4. 二本差しの武士をののしっていう語。
    「いめえましい—めが」〈滑・続膝栗毛・六〉

デジタル大辞泉「二本棒」より引用

バーントシェンナ

burnt sienna

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄赤」としている。バーントは「焼いた」という意味。一般に、イタリアのシェンナで産出した土を焼いて作った顔料のような赤みがかった褐色をさす。シェンナはシェーナ、シエナとも表記する。絵の具の色名として知られる。

コトバンク「バーントシェンナ」より引用

ばれ

  1. 事がうまくまとまらないこと。ごたごた。
  2. しくじること。失敗。また、露顕すること。
  3. (「破礼」とも当てて書く)卑猥なこと。下品なこと。

デジタル大辞泉「ばれ」より引用

切歯腐心

せっしふしん

「切歯扼腕」に同じ。

心延え

こころばえ

  1. 心の状態。心の持ち方。気だて。「—の優しい人」
  2. 思いやり。配慮。
    「そのほどの—はしも、ねんごろなるやうなりけり」〈かげろふ・上〉
  3. おもむき。味わい。風情。
    「水の—など、さる方にをかしくしなしたり」〈源・帚木〉
  4. 趣意。趣向。
    「扇どもあまたさぶらふ中に、蓬莱作りたるをしも選りたる、—あるべし」〈紫式部日記〉

デジタル大辞泉「心延え」より引用

愁嘆場

しゅうたんば

芝居で、登場人物が嘆き悲しむ所作のある場面。転じて、実生活上の悲劇的な局面にもいう。愁嘆。「―を演じる」

デジタル大辞泉「愁嘆場」より引用

毛氈を被る

もうせんをかぶる

  1. 《歌舞伎で、死人になった役者を、毛氈で隠して舞台から連れ出したところから》しくじる。失敗する。特に、主人や親に顔むけのできないことをして、その家を追い出されたり、放蕩して勘当されたりするのにいう。
  2. 《遊女が見世に出ている時は毛氈を敷いていたところから》女郎買いのために金を使う。また、金がなくなる。
    「夜べ―・ったことは噯気おくびにも出さず」〈滑・古朽木〉

デジタル大辞泉「毛氈を被る」より引用

榾木

ほたぎ

《「ほだぎ」とも》

  1. 「榾 (ほた) 」に同じ。
  2. シイタケを栽培するときに、種菌をつける原木。シイ・クリ・クヌギなどの幹を用いる。

デジタル大辞泉「榾木」より引用

拈提

ねんてい

  1. 仏語。禅宗で古則、公案を学人に示すこと。
    ※新札往来(1367)下「索語・提綱・自叙・拈提・自槌等。事終畢」
  2. 転じて、宴会の費用を出すこと。2
    ※蔭凉軒日録‐長享元年(1487)一〇月五日「拈提愚曰、其修具可レ為二大義一、各拈提歟、月翁可レ為二一力一歟、勝定云、定可レ為二彼一力一云々」

コトバンク「拈提」より引用

クリーパー

creeper

仰向けやうつ伏せではないと入れない場所に、スムーズに出入り出来るようにするキャスターの付いた板

クリーパー - Wikipediaより引用

蓮っ葉

はすっぱ

浮薄で慎みがない様子。特に女性の言動が軽薄で上品さを欠けていることをいう。

骨肉の争い

こつにくのあらそい

血のつながっている者同士の諍いや争い。家族や血縁者が互いに対立して争うこと。「骨肉相食む」とも形容される。

いけず石

いけずいし

主に京都市内でみられる、車よけのために住宅等の敷地の角や端に設置される石。

いけず石 - Wikipediaより引用

蹌踉う

よろぼう

  1. よろよろと歩く。よろめく。
    「―・い―・い座敷の方に行って見ると」〈蘆花・思出の記〉
  2. 倒れかかる。くずれる。
    「中門のいといたうゆがみ―・ひて」〈源・末摘花〉

デジタル大辞泉「蹌踉う」より引用

外罰的

がいばつてき

自分の欲求不満の原因を外部に求め、他人を非難したり、外部の物・状況に対して攻撃反応を示したりする傾向。他罰的。

デジタル大辞泉「外罰的」より引用

マンホールチルドレン

manhole children

特に寒冷な貧困地域において、寒さを凌ぐためにマンホールの中で生活している路上生活者の子どもたち。

玄妙

げんみょう

道理や技芸などが、奥深く微妙なこと。趣が深くすぐれていること。また、そのさま。

デジタル大辞泉「玄妙」より引用

谷町

たにまち

大相撲で、力士のひいき筋・後援者のこと。明治の末ごろ、大阪谷町筋4丁目の相撲好きの外科医が相撲取りからは治療代を取らなかったところからいう。

デジタル大辞泉「谷町」より引用

領袖

りょうしゅう

  1. えりと、そで。
  2. 《「晋書」魏舒伝による。えりとそでとは人目に立つところから》人を率いてその長となる人物。ある集団の中の主となる人物。「各派の―が会合を開く」

デジタル大辞泉「領袖」より引用

うなぎ文

うなぎぶん

「何を注文する?」「僕はうなぎだ」のように、直接的に解釈すると意味が通らないある種の省略文型のこと

レトロニム

retronym

新語と区別するために、呼び名をつけ直された既存の語。デジタルカメラに対するフィルムカメラ、オンラインショップに対する実店舗など。

デジタル大辞泉「レトロニム」より引用

マチスモ

machismo

《「マチズモ」とも。ラテンアメリカで賛美される「男らしい男」を意味するスペイン語のmachoから》男っぽさ。誇示された力。男性優位主義。

デジタル大辞泉「マチスモ」より引用

斧鉞

ふえつ

  1. おのと、まさかり。
  2. 文章に手を入れて直すこと。添削。「―を加える」
  3. 《1が、軍中での極刑の具であったところから》重い刑罰。重刑。「―の誅」
  4. 昔、中国の刑具。君主が出征する将軍に統率のしるしとして渡したもの。転じて、兵器、また征伐をいう。

デジタル大辞泉「斧鉞」より引用

嗉嚢

そのう

鳥や昆虫・ミミズ・軟体動物などの消化管の一部。食道に続く袋状のもので、食べた物を一時的に蓄える。

デジタル大辞泉「嗉嚢」より引用

旦暮

たんぼ

  1. あさゆう。あけくれ。謡曲、須磨源氏「これは須磨の浦に、―に釣を垂れ」
  2. (朝から暮までの意) ちょっとの間。
  3. 時機の切迫したさま。旦夕。源平盛衰記20「老病身を侵して、余命―を待つ」

広辞苑「旦暮」より引用

水杯

みずさかずき

二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと。「―を交わして出陣する」

デジタル大辞泉「水杯」より引用

伯楽

はくらく

《中国の天馬を守る星の名から》

  1. 中国周代の、馬を見分ける名人。姓は孫、名は陽。
    1. 馬の素質の良否をよく見分ける人。また、牛馬の病気を治す人。
    2. 人物を見抜き、その能力を引き出し育てるのがじょうずな人。「球界の名―」

デジタル大辞泉「伯楽」より引用

ネゲントロピー

negentropy

生命などの系が、エントロピーの増大の法則に逆らうように、エントロピーの低い状態が保たれていること

デキャンタ

decanter

主にワインなどの飲料を入れる、徳利のような形をしたガラス製のびんのこと。ワインをこれに移し替えることをデキャンタージュと呼ぶ。

書割

かきわり

芝居の大道具の一。木製の枠に紙や布を張り、建物や風景などを描いて背景とするもの。いくつかに割れるところからいう。

デジタル大辞泉「書割」より引用

氷代

こおりだい

  1. 氷の代金。
  2. 暮れに支給する餅代に対して、夏場に支給する小額の金銭。また、夏場に政党や党内の派閥が所属議員に配る活動資金。→餅代

デジタル大辞泉「氷代」より引用

迦陵頻伽

がりょうびんが

声が美しいもののたとえ。とても美しい声で鳴くという想像上の鳥の名前。ヒマラヤ山中、あるいは極楽浄土にすむという。

デジタル大辞泉「迦陵頻伽」より引用

義絶

ぎぜつ

  1. 親子・兄弟など、肉親との関係を絶つこと。
    「(親ヤ親類ノ)みんなに―されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
    1. 律令制下で、夫婦の縁を切ること。
    2. 中世で、親子の縁を切ること。不孝。勘当。
    3. 近世で、親族の縁を切ること。

デジタル大辞泉「義絶」より引用

左道

さとう

《「さどう」とも。昔、中国では右を尊び、左を正しくないとしたところから》

  1. 正しくない道。邪道。「―の論」
  2. 不都合であること。不謹慎であること。
    「葦原国の帝、あまりに御心―にて、十郎姫が姿が、見たきよし宣旨なり」〈伽・梵天国〉
  3. 粗末なこと。少ないこと。
    「―ニゴザレドモ…進上イタス」〈日葡〉

デジタル大辞泉「左道」より引用

陣笠議員

じんがさぎいん

大物政治家の言いなりになり、議院採決をするにあたっての「挙手要員」と成り下がっている議員のこと。近世の合戦において足軽が陣笠をかぶっていたことから。

陣笠議員 - Wikipediaより引用

五風十雨

ごふうじゅうう

《5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降る意》

  1. 天気が順調で、農作のために都合がよいこと。
  2. 世の中が安泰であること。

デジタル大辞泉「五風十雨」より引用

はしけ

《「はしけぶね」の略》河川・港湾などで大型船と陸との間を往復して貨物や乗客を運ぶ小舟。船幅が広く、平底。はしぶね。

デジタル大辞泉「艀」より引用

荊棘

けいきょく

  1. イバラなど、とげのある低い木。また、そういう木の生えている荒れた土地。
  2. 障害になるもの。じゃまになるもの。困難の多いたとえ。「―を除く」「―の道を歩む」
  3. 人を害しようとする心。悪心。「心に―を持つ」

デジタル大辞泉「荊棘」より引用

陰間

かげま

江戸時代、修業中でまだ舞台に出られない少年歌舞伎俳優。また、宴席に侍って男色を売った者。陰子。陰郎。

デジタル大辞泉「陰間」より引用

アモン角

アモンかく

羊の角の中でも、螺旋を描きながら丸まって成長するもののこと。古代エジプトの神アモンに由来する。
また、これに形が似ていることから脳の海馬のことをいう。

爛柯

らんか

(晋の時代、木こりの王質は、4人の童子らが碁を打っているのを見ていて時がたつのを忘れた。その間に斧の柯が爛り、帰ってみれば当時の人は誰も居なかったという故事)囲碁にふけって時のたつのに気づかないこと。転じて、遊びに夢中になって時を忘れること。画題として描かれる。

広辞苑「爛柯」より引用

斯許

かばかり

  1. これくらい。この程度。これしき。「―の傷にはひるまない」
  2. これほどまで。こんなにも。「―難儀するとは思いも寄らなかった」

デジタル大辞泉「斯許」より引用

ニトリルグローブ

nitrile globe

クリーンルームや食品加工工場などの作業で用いられる保護用の手袋。多くは水色。

墨守

ぼくしゅ

(墨子がよく城を守った故事から)古い習慣や自説を固く守りつづけること。融通がきかないこと。「旧習を―する」

広辞苑「墨守」より引用

兄事

けいじ

兄のように尊敬して、つかえること。「先輩に―する」

広辞苑「兄事」より引用