1. 祭りのとき、神霊の代わりとして置くもの。人形。
  2. 陰陽師・神主などが祓えや祈祷のとき、人間の身代わりとした人形。多く紙製で、これに罪・けがれ・災いなどを移して祓えをし、川や海に流す。ひな人形も、もとはこの一種。《季 夏》
  3. 身代わり。
    「かの―のことを言ひ出で給へり」〈源・宿木〉

デジタル大辞泉「形代」より引用