赤の女王仮説
あかのじょおうかせつ
- 2021年10月7日
- hakatashi
ある生物種が、生息域や食性が競合する他種や天敵との関係において、生存のために絶えず進化を続ける必要があるという仮説。有性生殖が進化速度の向上をもたらし、感染症などへの対抗手段として重要な役割を持つとする。
[補説]L=キャロルの小説「鏡の国のアリス」に登場する赤の女王による「同じ場所にとどまるためには力の限り走らなければならい」という言葉にちなむ。1973年に米国の生物学者バン=ベーレンが提唱。
デジタル大辞泉「赤の女王仮説」より引用