1. 暗くて物の模様や区別がはっきりしないさま。
    「―◦ぬ暗の夜なれば、ここを何処としるよしなけれど」〈逍遥・当世書生気質〉
  2. 物事の分別がつかないさま。
    「あらはれていとど浅くも見ゆるかな―◦ず泣かれける音の」〈源・蛍〉

デジタル大辞泉「文目も分かず」より引用