徒渉り
かちわたり
- 2021年7月6日
- hakatashi
- 川などを歩いて渡ること。徒渉(としょう)。
※今昔(1120頃か)三一「其に歩人共をば其の馬共に引き付けつ渡しけるを、歩渡(かちわたり)と思ける也けり」 - 江戸時代、河川の渡河方法の一つ。東海道の大井川の場合、水深二尺までの場合をいい、これまでは一般旅人の渡河を認め、これ以上は川止めとして渡河を禁じた。徒越(かちごえ)。
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)三「京上りの座頭二人づれ、此川の歩渡(カチワタ)りなることを聞けるにや」
コトバンク「徒渉り」より引用