hakatashiが個人的に書き留めている単語帳から一日一語ずつ紹介します

一足一刀

いっそくいっとう

剣道で、一歩踏み込めば打突ができる程度の間合いのこと。

毫末

ごうまつ

《毛の先の意》ごくわずかなこと。下に打消しの語を伴って用いられる。「彼の文章には—の誤りもない」

デジタル大辞泉「毫末」より引用

騎虎の勢い

きこのいきおい

《「隋書」独孤皇后伝から》虎に乗った者は途中で降りると虎に食われてしまうので降りられないように、やりかけた物事を、行きがかり上途中でやめることができなくなることのたとえ。

デジタル大辞泉「騎虎の勢い」より引用

蔗境

しゃきょう

(顧愷之が、蔗(サトウキビのこと)を食べる時、いつも尾から本に至り、ようやく佳境に入ると言ったという「晉書‐文苑伝・顧愷之」の故事から)文章、話、状態などが、次第に面白くなってくるところ。佳境。蔗を噛む境。

コトバンク「蔗境」より引用

ノンリケット

non liquet

民事裁判において、ある事実が存在したのか存在していなかったのかが提出された証拠に照らし合わせても分からない状態。真偽不明。

欠缺

けんけつ

主に民事法規、あるいは法令や法学において、ある要素が欠けていることを表す際に用いられる言葉

欠缺 - Wikipediaより引用

当為

とうい

哲学で、まさになすべきこと、まさにあるべきこと。あること(存在)、あらざるをえないこと(自然必然性)に対する。カント倫理学では、端的に善なる行為そのものを命令する当為(定言的命令)と、他の目的を実現する手段としての行為を命令する当為(仮言的命令)が区別されている。新カント学派では、真・善・美などの価値の当為性が主張された。ゾレン。ゾルレン。

デジタル大辞泉「当為」より引用

トラッシュトーク

trash talk

スポーツの試合前の記者会見や試合中に汚い言葉や挑発で相手選手の心理面を揺さぶる、また相手の気を逸らすような会話で混乱させ、調子を乱させる作戦のこと

トラッシュトーク - Wikipediaより引用

茅屋

ぼうおく

  1. 草ぶきの屋根の家。
  2. みすぼらしい家。あばらや。また、自分の家をへりくだっていう語。

デジタル大辞泉「茅屋」より引用

読癖

よみくせ

  1. 習慣になった、普通とは異なる一種特別な漢字の読み方。「南殿」を「なでん」、「春宮」を「とうぐう」、「消耗」を「しょうもう」と読む類。
  2. その人特有の読み方の癖。

デジタル大辞泉「読癖」より引用

ポゴダンス

pogo dance

ホッピングで遊んでいるように、体と手足を硬直させて体を上下に激しく動かすダンス。

白鳥の歌

はくちょうのうた

死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。

デジタル大辞泉「白鳥の歌」より引用

開豁

かいかつ

  1. 広々として眺めのよいさま。快闊。「—な田野」
  2. 心が広く、こせこせしていないさま。快闊。「—な人柄」

デジタル大辞泉「開豁」より引用

貧道

ひんどう

  1. 仏道修行の乏しいこと。
  2. 一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。

デジタル大辞泉「貧道」より引用

笑気

しょうき

亜酸化窒素の別名。「笑気ガス」とも。吸入式の全身麻酔薬として、医療用に用いられる。

一位

いちい

イチイ科イチイ属の針葉樹。別名を「アララギ」。庭木としてよく用いられ、甘い味がする赤い実をつけるが、果肉を除くすべての部分には毒性があり、少量の摂取であっても危険。名前は、この樹に仁徳天皇が正一位を授けたことに由来する。

五点着地

ごてんちゃくち

高所から飛び降りるときに、けがなどを回避するために衝撃を体の各所に分散させる着地方法。足先で着地したあと、体を丸めて転がりながら脛すねの外側・尻・背中・肩を接地させる。五点接地。

コトバンク「五点着地」より引用

口造り

くちづくり

茶入や茶碗などの口が触れる部分。

二本棒

にほんぼう

  1. 子供が左右の鼻の穴からたらしている鼻汁。
  2. 間の抜けた人、また、甘い男をあざけっていう語。
    「己はお前の考えてるような—じゃないよ」〈漱石・明暗〉
  3. 編み物に用いる、二本で一組みになった編み棒。二本針。
  4. 二本差しの武士をののしっていう語。
    「いめえましい—めが」〈滑・続膝栗毛・六〉

デジタル大辞泉「二本棒」より引用

バーントシェンナ

burnt sienna

色名の一つ。JISの色彩規格では「くすんだ黄赤」としている。バーントは「焼いた」という意味。一般に、イタリアのシェンナで産出した土を焼いて作った顔料のような赤みがかった褐色をさす。シェンナはシェーナ、シエナとも表記する。絵の具の色名として知られる。

コトバンク「バーントシェンナ」より引用

ばれ

  1. 事がうまくまとまらないこと。ごたごた。
  2. しくじること。失敗。また、露顕すること。
  3. (「破礼」とも当てて書く)卑猥なこと。下品なこと。

デジタル大辞泉「ばれ」より引用

切歯腐心

せっしふしん

「切歯扼腕」に同じ。

心延え

こころばえ

  1. 心の状態。心の持ち方。気だて。「—の優しい人」
  2. 思いやり。配慮。
    「そのほどの—はしも、ねんごろなるやうなりけり」〈かげろふ・上〉
  3. おもむき。味わい。風情。
    「水の—など、さる方にをかしくしなしたり」〈源・帚木〉
  4. 趣意。趣向。
    「扇どもあまたさぶらふ中に、蓬莱作りたるをしも選りたる、—あるべし」〈紫式部日記〉

デジタル大辞泉「心延え」より引用

愁嘆場

しゅうたんば

芝居で、登場人物が嘆き悲しむ所作のある場面。転じて、実生活上の悲劇的な局面にもいう。愁嘆。「―を演じる」

デジタル大辞泉「愁嘆場」より引用

毛氈を被る

もうせんをかぶる

  1. 《歌舞伎で、死人になった役者を、毛氈で隠して舞台から連れ出したところから》しくじる。失敗する。特に、主人や親に顔むけのできないことをして、その家を追い出されたり、放蕩して勘当されたりするのにいう。
  2. 《遊女が見世に出ている時は毛氈を敷いていたところから》女郎買いのために金を使う。また、金がなくなる。
    「夜べ―・ったことは噯気おくびにも出さず」〈滑・古朽木〉

デジタル大辞泉「毛氈を被る」より引用

榾木

ほたぎ

《「ほだぎ」とも》

  1. 「榾 (ほた) 」に同じ。
  2. シイタケを栽培するときに、種菌をつける原木。シイ・クリ・クヌギなどの幹を用いる。

デジタル大辞泉「榾木」より引用

拈提

ねんてい

  1. 仏語。禅宗で古則、公案を学人に示すこと。
    ※新札往来(1367)下「索語・提綱・自叙・拈提・自槌等。事終畢」
  2. 転じて、宴会の費用を出すこと。2
    ※蔭凉軒日録‐長享元年(1487)一〇月五日「拈提愚曰、其修具可レ為二大義一、各拈提歟、月翁可レ為二一力一歟、勝定云、定可レ為二彼一力一云々」

コトバンク「拈提」より引用

クリーパー

creeper

仰向けやうつ伏せではないと入れない場所に、スムーズに出入り出来るようにするキャスターの付いた板

クリーパー - Wikipediaより引用

蓮っ葉

はすっぱ

浮薄で慎みがない様子。特に女性の言動が軽薄で上品さを欠けていることをいう。

骨肉の争い

こつにくのあらそい

血のつながっている者同士の諍いや争い。家族や血縁者が互いに対立して争うこと。「骨肉相食む」とも形容される。

いけず石

いけずいし

主に京都市内でみられる、車よけのために住宅等の敷地の角や端に設置される石。

いけず石 - Wikipediaより引用

蹌踉う

よろぼう

  1. よろよろと歩く。よろめく。
    「―・い―・い座敷の方に行って見ると」〈蘆花・思出の記〉
  2. 倒れかかる。くずれる。
    「中門のいといたうゆがみ―・ひて」〈源・末摘花〉

デジタル大辞泉「蹌踉う」より引用

外罰的

がいばつてき

自分の欲求不満の原因を外部に求め、他人を非難したり、外部の物・状況に対して攻撃反応を示したりする傾向。他罰的。

デジタル大辞泉「外罰的」より引用

マンホールチルドレン

manhole children

特に寒冷な貧困地域において、寒さを凌ぐためにマンホールの中で生活している路上生活者の子どもたち。

玄妙

げんみょう

道理や技芸などが、奥深く微妙なこと。趣が深くすぐれていること。また、そのさま。

デジタル大辞泉「玄妙」より引用

谷町

たにまち

大相撲で、力士のひいき筋・後援者のこと。明治の末ごろ、大阪谷町筋4丁目の相撲好きの外科医が相撲取りからは治療代を取らなかったところからいう。

デジタル大辞泉「谷町」より引用

領袖

りょうしゅう

  1. えりと、そで。
  2. 《「晋書」魏舒伝による。えりとそでとは人目に立つところから》人を率いてその長となる人物。ある集団の中の主となる人物。「各派の―が会合を開く」

デジタル大辞泉「領袖」より引用

うなぎ文

うなぎぶん

「何を注文する?」「僕はうなぎだ」のように、直接的に解釈すると意味が通らないある種の省略文型のこと

レトロニム

retronym

新語と区別するために、呼び名をつけ直された既存の語。デジタルカメラに対するフィルムカメラ、オンラインショップに対する実店舗など。

デジタル大辞泉「レトロニム」より引用

マチスモ

machismo

《「マチズモ」とも。ラテンアメリカで賛美される「男らしい男」を意味するスペイン語のmachoから》男っぽさ。誇示された力。男性優位主義。

デジタル大辞泉「マチスモ」より引用

斧鉞

ふえつ

  1. おのと、まさかり。
  2. 文章に手を入れて直すこと。添削。「―を加える」
  3. 《1が、軍中での極刑の具であったところから》重い刑罰。重刑。「―の誅」
  4. 昔、中国の刑具。君主が出征する将軍に統率のしるしとして渡したもの。転じて、兵器、また征伐をいう。

デジタル大辞泉「斧鉞」より引用

嗉嚢

そのう

鳥や昆虫・ミミズ・軟体動物などの消化管の一部。食道に続く袋状のもので、食べた物を一時的に蓄える。

デジタル大辞泉「嗉嚢」より引用

旦暮

たんぼ

  1. あさゆう。あけくれ。謡曲、須磨源氏「これは須磨の浦に、―に釣を垂れ」
  2. (朝から暮までの意) ちょっとの間。
  3. 時機の切迫したさま。旦夕。源平盛衰記20「老病身を侵して、余命―を待つ」

広辞苑「旦暮」より引用

水杯

みずさかずき

二度と会えないかもしれない別れのときなどに、互いに杯に水を入れて飲み交わすこと。「―を交わして出陣する」

デジタル大辞泉「水杯」より引用